がん性疼痛治療と緩和ケア
がんの治療において患者様のQOLに大きな比重を占める疼痛。特に抗がん剤を使った化学療法が盛んに行われる現代においては、適切な疼痛の緩和ケアは欠かせない治療のポイントになっています。
しかしWHO(世界保健機関)の調査などでも、欧米諸国の現状と比べ我が国の疼痛緩和ケアは、数十年遅れていると言っても過言ではありません。がんの痛みは、がんの進行による痛みと、治療そのものが原因となる痛みに2分されます。
日本の現状では、患者様が痛みを訴えて初めて鎮痛薬を処方していますが、倦怠感やしびれなど直接がん疼痛とつながらない前兆の症状を見逃さず、早めに鎮痛薬を処方することで除痛率アップの効果が上がると言われています。
当センターでは、さらに患者様がより痛みの少ないがん治療支援を目指して、がん患者様のQOL評価の第一に挙げられる「痛み」への挑戦を続けています。